たかが「ねんざ」と思わないで!
足首のねんざってどんな症状?
症状
足首のねんざのほとんどは、足関節を内側にひねって起こることがほとんどです。
その時に足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。
外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり腫れ、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。
原因と状態
多いのがスポーツ中に起こります。ほかにも歩行時に段差などでひねることもあります。
足関節では図1の前距腓靱帯が損傷されることが最も多い病態です。
靭帯の損傷程度によって、ねんざの程度を三つに分けています。
靭帯が伸びる程度の損傷を1度ねんざ、靭帯の一部が切れるものを2度ねんざ、靭帯が完全に切れるものを3度ねんざと定義しています。
たかが「ねんざ」ってほおっておくことがのちのち…
みなさんご存知の通り、からだを支えているのは足です。私たち人間は四足歩行から直立二足歩行へと進化してきました。足で立って歩くようになったことで2本の自由な手を得た代わりに、各関節への負担や骨格の歪みが生じ、アンバランスな筋肉も享受することになったのです。そしてこれを支えているのは2本の足、それも接地している面は足裏のみです。足裏の機能もなのですが、その上の足首が不安定だと、接地してる面も不安定なわけです。しかし、からだはうまくバランスをどこかで取ろうとします。膝、腰、肩、首などで。ということは、それらにひずみがくる😖結果、膝痛、腰痛などが発生することもしばしば。。。
そうなる前に、たかが「ねんざ」といわず、しっかり治しておくことが、数年後、数十年後のからだを健康に保つ秘訣でもあります❣