この季節は要注意!「ぎっくり腰」急増中!
からだが固まりやすいこの季節、多いのは腰のトラブル。その中でも、特に多いのが「ぎっくり腰」です。今回は「ぎっくり腰」についてお伝えします。
知ってましたか? ぎっくり腰の正式名称
重い物を持った拍子に、突然腰が痛くなり、動けなくなってしまう……。
そんな恐ろしい「ぎっくり腰」の正式名称をご存知でしょうか?
正式には、急性腰痛と言います。
読んで字の如く、急激に発症した腰痛を指し、欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。
なぜ、ぎっくり腰になってしまうのか?
患者さんから最も多く聞かれるのは、「重い物を持ち上げた時」に発症するケースですが、「少しお辞儀をしただけ」「ただ立ち上がろうとしただけ」など、 ぎっくり腰が起こる状況は多岐に渡ります。
ぎっくり腰になった時に身体の中では何が起こっているのかは、実ははっきりとしたことは未だ分かっていません。
筋肉や靭帯の損傷、関節のズレ、神経や椎間板など様々な説があります。
【クイズ】ぎっくり腰になったら、どうしたらいい?
イギリスの医学誌に掲載された研究に、ぎっくり腰をした患者さんを、3グループに分けて経過を追ったものがあります。
さて、ここでクイズです。以下の3つのうち、回復が一番早かったグループはどれでしょうか?
①「ベッドでの安静」
②「治療家による施術を受ける」
③「できる限り通常の日常生活を過ごす」
クイズの意外な結果発表!
正解は「③」でした!
この研究では、③の「できる限り通常の日常生活を過ごす」よう心掛けたグループが最も回復が早いという結果が出ました。
①の「ベッドでの安静」を行ったグループは、最も回復が遅かった、という意外な結果となりました。
他の研究を見ても、
動けないほどの激痛である場合を除き、安静にしていることは症状を長引かせることがほとんどのようです。
動けない場合、どうすればいい?
前述の通り、ぎっくり腰の早期回復には、普段通りの生活を心掛ける必要があります。
ですが、痛みが強いとなかなか思うようには動けません。
- 痛みをかばって動いてしまう
- 普段通りに動こうとするあまり、無理な動きになります。
- からだのバランスを崩してしまう
- 変な体の使い方をしていると、バランスも崩れます。
- 別のところに痛みが出たり、悪化させてしまう
- 腰だけでなく、別のところへ痛みが出てしまう恐れもあります。更に、悪化してしまうことも!
ここまで読むと、こわくなりますよね。でも、ご安心ください!
初期に施術することで回復も早くなりますし、辛い痛みに悩まされる時間もグンと減ります。
ぎっくり腰で悩んだら、まずは当院にご相談ください!